驚異的なリピート率!動画共有の次はライブ配信の波が来る【スティッカム】(3)
― 他のサービスと比較して特長はありますか?
フラッシュの技術を使っているので設置が楽です。ライブ映像も出る側だけではなく、見る側もライブ映像を出すことができる。画質がよくチャットができるところがツールとしての強みですね。あとはコンテンツも充実してきているので、そこが強みになってきているかなと思います。
― 今、ライブ配信されている番組数はどれくらいありますか?
時間帯で最高200番組。朝は同時間帯で40~50位の番組数です。
一日で1000以上のライブが配信されています。
全体で前月比150%を目標にしているのですが、ライブ配信数に限って言えば、現段階では110%位の伸びで増えています。
― 御社が配信しているなかで、ユーザーに受けが良かったライブ配信はありますか?
やはり動いている映像は面白いので受けがよいですね。繁華街の中を小さなPCを持ってぐるぐる回る実況中継など。ハローウィンの時に、外国人が山手線をジャックする騒動があったのですが、それをライブ中継で流したり。そんなものが受けますね。
― ライブ配信をされている方は、どれくらいの頻度で使われていますか?
リピーター率が高いです。一定期間で60%前後の頻度で再度利用されます。
― 非常に高いリピーター率ですが、その要因はどこにあるんですか?
それが分からないんですよ。ライブ配信を見る面白み、出演する面白さ、チャットの楽しさ、その3つがシンプルに備わっているところなのかなと思います。
― 企業が御社のサービスを使うことによって、リピート率を高めるキラーコンテンツになる可能性もありますね。
そうですね。リピート率が高いのは、ロイヤリティが高い証拠です。ただ、クチコミの広がりがあまりなく、そこが課題です。今、クチコミが広がるようにサイトを変えているところですね。
― 収益はどこから得ているのですか?
スティッカムはまだ先行投資の段階です。広告モデルとして成立するほどのアクセス数、会員数ではないので、まずはそれらの数値を上げていくことが一番のポイント。会員数100万になれば、広告モデルとして考えることが出来るかなと思います。
現在の会員数は 5万人以上。これを急ピッチで増やして100万人を超えたいです。
― そのための戦略は?
アメリカで普及したものは2~3年後に日本市場で普及するとよく言われますが、もっと早く普及させるためにライブ配信が無料でできることを認知させる必要があります。ですので、競合他社とも組んでイベントなど啓蒙活動を行っていく予定です。

【プロフィール】株式会社E-Times Technologies 事業統括部長 加治 太郎
1974年、東京都生まれ。
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を中退して、ニュージーランドのオークランド大学を卒業。経済学を専攻。卒業後はインターネット業界に8年ほど携わり、ネット広告代理店では検索連動型広告のサービスの立上げを牽引し、マネージャーも務める。
2007年7月よりSTICKAM JAPAN!にマーケティング マネージャーとして加わり、同年10月より事業統括部長に就任。アメリカとニュージーランドに計13年程在住経験があり、韓国語と英語も堪能に喋る。
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