ガジェット~新しいメディアとしての可能性~【サムライワークス】(1)
- 御社の設立経緯をお聞かせ下さい。
サムライワークスは2004年1月26日に設立し、今年で4年目を迎えました。
実は、今の役員2人と当時普通にラーメン屋でラーメンを食べている時に、誰が言い出したのか忘れましたが、「会社でもやらない?」、「いいね!やろう!」という、ほとんど成り行きで、今となっては本当無謀に起業したなあって感じです。(笑)

- 設立当初はどのようなお仕事をされていたのですか?
設立当初は、前職の経験とノウハウを生かして、今でも主力事業の1つであるウェブ制作の受託が中心でした。ただ、請ける位置が2次、いや、へたすると3次請けだったんで、兎に角単価が安かったですね(笑)
後、前職で経験した海外のユーティリティーソフトのローカライズ事業も、サムライでもソフトウェア事業として取り組みました。兎に角面白いと思う海外のユーティリティーソフト会社にやたらとオファーメールを送りました。ただ、ほとんどが条件面等で折り合いがつかなかったのですが、運よく米国のスタードック社の世界的ベストセラーで、Windowsのスキンを自由に変えられる「WindowBlinds4」の独占販売権を手にする事ができ、これが結構あたりまして、随分助かりました(笑)
実は現在主力事業のWidgets事業は、「WindowBlinds4」を販売する事によって、デスクトップのビジネスの可能性を意識しはじめた事がきっかけなんです。
最初は、Windowsのスキンがメディアにならないかとかいろいろ考たりしてたのですが、2004年の11月に、スタードック社の本社(シカゴ)に赴いた際に、米国でのWidgetsを活用したプロモーションを目の当たりにし、帰国後すぐにデスクトップWidgetsの事業展開をスタートさせた次第です。
- 海外から販売できるソフトを探していて、そこからデスクトップ関連のサービスを試行錯誤しながら、ガジェットに辿り着かれたわけですね。
そうですね。先ほども言いましたが、90%以上のシェアをとっているウィンドウズのスキン自体をメディアにできないか?というところからスタートして、試行錯誤のなかでガジェットに発展しました。
- 最初に導入いただいたのは大手中古車買取の会社さんだということですが、他の企業への販売はいかがでしたか?
実は、大手中古車買取会社さんへの導入は、ライブドア経由だったんです。
もともと、デスクトップガジェットの導入を検討されていた事から、商談の期間がずいぶん早かったです。その後、立て続けに大手ISPのOさんへの導入も決まりましたので、当時かなり手ごたえはありました。ただ、その後はデスクトップを導線にするという考えに「面白いね」と反響は良いのですが、二の足を踏む企業が多くなかなか事業として苦労しました。
- ブレイクしたポイントはどんなところだったのですか?
それでも、デスクトップWidgetsmの製作依頼は年々右肩に増えてはいたのですが、やはり昨年10、11月あたりにYahoo、MSN、Googleといったインターネットの巨人が、ガジェットの取り組みを始めた事が大きいですね。
兎に角、市場へのエディケーションがこれで一気に行われたので、Widgetsを活用したプロモーションへの期待が高まり導入を依頼する企業が増えました。今は制作だけでも毎月、数十件以上になりました。
- 御社の競合企業はどんなところですか?
競合は、単なるツールの制作でいえば何社かありますが、ガジェットプロモーションの捕らえ方が若干異なってくるんですよ。
我々が強みとしているのは、マルチプラットフォーム。ガジェットの根本はどれだけのユーザーに使われるか。「撒く」という作業がガジェットのセールスプロモーションになります。それが対でなければ説得力がないと思うんですね。
デスクトップでスタートした頃は、ツールを配るのは導入いただいた企業のサイトオンリーでした。サイト自体に訪問者がなく、しかも1~10%位しか利用されない。導入コストを一利用者あたりで割ると、何千円・何万円と高くなる。
YahooやMSNは、ギャラリーというサイト内に、投稿型のページを持っています。先日リリースした東映さんのガジェット(サムライワークス社が制作)もそうですが、YahooやGoogle、MSNのギャラリーに投稿することができるんですね。大手3大ポータルに無料で投稿できて、さらに利用者がブログに貼ったり、幅が広がった。
露出するマルチなプラットフォームに、デスクトップでもブログでもひとつで対応しているところが我々の強みですね。
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