誰もやったことがないWEBプロモーションを~ユニクロのWEB戦略~【ユニクロ】(2)
― 「UNIQLOCK」を立ち上げた経緯は?
元々は自社メディアを持ちたいと思っておりまして、ブログパーツというアイデアが出てきました。それから、「ブログパーツをやるなら機能性があったほうが良い」→「ブログパーツで最も人気のある機能は時計」→「ユニクロと時計だから「ユニクロック」」みたいな言葉遊びから始まりました。
元々、服と身体表現をセットしてプレゼンテーションしたら服がよく見えるんじゃないかという仮説があり、「UNIQLO MIX」サイトの企画の一環としての「MIX PLAY」で実際に効果があったのでUNIQLOCKも独自のダンスを開発しました。時計の機能とダンスによって、広告なんだけれどもコンテンツとして言葉を超えたコミュニケーションが成り立つのではないかと考えました。

― あの独特なダンスも「UNIQLO MIX」サイトの前段があったんですね。
そうですね。すべてがそうですね。毎月新しい表現、企画を提案して、色々なことをやりました。散々、色々なことをやって至った答えは、小さいことをやるより、本当にインパクトあるものを絞って打ち出していったほうが効果的だということです。
― UNIQLOCKは、オーデション風景をYouTubeにアップしていましたね。
もともとは「MIX PLAY」のアイデアですね、
YouTubeは結局みんなが見てくれるとランキングが上がるので閲覧数が上がります。その仕組みを活用して、自社のオンラインストアにバナーを貼ってランキングが上がるように仕掛けました。単純にYouTubeに掲載したからバイラルがおきるわけではなくて、やはり仕掛けが必要です。
― なるほど。
「MIX PLAY」はいまだにYouTubeで見てくれる方が多く、これまでに約100万回閲覧されています。出演していただいた男性のダンサーは、「MIX PLAY」がきっかけで人気になって、海外からオファーがきてるみたいです。
「UNIQLOCK」は、世界的権威あるイギリスの雑誌「CREATIVE REVIEW(クリエイティブ・レビュー)」や「ジャパンタイムズ」でも評価されました。
― 「UNIQLO JUMP」の狙いは ?
社員はユニクロのことを知ってますし、世界中で2万人の従業員いますので、彼らがポジティブにバズを起こす仕掛けをしてあげれば、自社メディアとして機能するんじゃないかという発想から「UNIQLO JUMP」は生まれました。
メークさんやカメラマンなどチームを組んで、世界中を行脚して一人一人を撮影しました。
誰か一人のイメージキャラクターが発信しているのではなくて、たくさんの人が集まった集合体として見たときに、ユニクロらしさがそこにあると感じています。
一方、それに対して「落ち」をどうするかがポイントで、ちょうどリクルーティングのタイミングと重なっていましたので、もっといい人にきてもらうためのリクルートサイトとしての位置づけで展開しました。優秀な人材を集めるための広告として「UNIQLO JUMP」があり、優秀な人材が入ることによって収益が上がるというフレームです。
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