女性ゴルファーと一緒に作るサイト【ゴルフダイジェスト・オンライン】(1)
ゴルフとインターネットの親和性を見出し、独自のビジネスモデルで成長するゴルフダイジェスト・オンライン。早くからユーザー向けにブログを提供し「ナマゴエ」や「ガールズゴルフ通信」などユーザー参加型のコンテンツを上手く活用しております。女性ゴルファー向け情報サイト「Style-woman」の編集長として活躍される向井様、広報の齊藤様にお話を伺いました。
― 簡単に会社概要を教えて下さい。
齊藤 : ゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)は、2000年に創業しまして、3つの事業を中心に行っております。
リテール事業(Eコマース、店舗販売)、ゴルフ場サービス事業(ゴルフ場予約、ASP)、総合メディア事業(広告、モバイル事業)です。3つの事業を融合・循環させる独自のモデルを展開しており、私共では「GDOトライシクルモデル」と呼んでいます。
2004年に上場しまして、現在GDOクラブ会員数は119万人です。
― 2000年というと、ネットバブルがはじけた厳しい状況だったと思うのですが、そのなかでも成長できた一番の要因は何だったのでしょうか?
齊藤 : ネットだけではなく、バブル崩壊後、ゴルフビジネスも会員権ビジネスが破綻し、厳しい時期でした。ただ、市場の転換期でもありました。
創業者がゴルフとネットの親和性を見出し、インターネットを使うことで新しい展開を図れたこと、ゴルフ分野に特化して、消費者の目線にたった多様なニーズに応えるサービスを作り出したことが成長できた要因だと思います。
― 2005年の8月に会員向けのブログを導入されていますが非常に早いですよね。ブログが一般的になる前に導入した理由は?
齊藤 : GDOクラブ会員にWEBを通じたコミュニケーションの場を提供することにより、顧客満足度の向上を図ること、また、ブログの持つ集客効果を活用することにより、GDO全体のPV向上を図ることを目的として導入しました。
GDOSHOP.com取り扱い商品やゴルフ場予約サービスで予約可能なゴルフ場名がブログ記事内に登場した際に、自動キーワードリンクを設定することにより、売り上げの拡大に貢献することも狙いとしてありました。
向井 : 正直申し上げると、サービスを開始した当初は、あまりに早すぎて社内でも重要視されていなかったですね。一般的にブログの認知度が高まるにつれ、社内での評価も高まりました。
―「ナマゴエ」立ち上げの経緯は?
齊藤 : 一般の方のブログへの注目を集める手段として人気ブログランキングをゴルファーズブログトップページに掲載していますが、ランキング圏外にあるブログの中にも良質な記事はたくさんあり、これらの記事を効果的に活用するために、「ナマゴエ」コーナーを立ち上げました。
特にゴルファーズブログ内には、ゴルフギアやトーナメントに関する良質な記事が多く集まっており、これらの記事を集約して見せることを通じて、一般ブログをコンテンツ化し、消費者発信型メディア(CGM)を構築することが狙いでした。また、「ナマゴエ」内からGDOSHOP.comへのリンクを増やすことによりGDOSHOP.comのSEO効果も狙いました。
― 現在の反響はいかがですか?
齊藤 : 一般ブログを効果的に見せるという点、GDOSHOP.comへのSEO効果としては、成果を図りにくいのですが、CGMの構築という点では、成果を上げていると思います。
当初「ナマゴエ」自体を広告媒体として活用していく狙いがありましたが、実際には各メーカー毎にカスタマイズされた「ナマゴエ」(名称はメーカー毎に異なる)という形で広告受注の実績を上げています。
ブログサービスの運用経費をまかなうだけではなく、利益を上げられる水準での受注を実現しています。
今年も、CGMを活用したタイアップ広告展開の相談を受けており、継続的な受注を見込んでいます。
1 >> 2へ続く

メルマガを購読する