緩やかなコミュニケーションが人気、ミニブログの魅力【ドラゴンフィールド】(3)
- 『もごもご』内でそういった出来事が生まれたということにも驚きますが、わずか2ヶ月というのも驚きですね(笑)。もごもごの特徴の一つにゆるやかなコミュニケーションが生まれることが、他サービスとの差別化につながっていると思うのですが、参加者自身気軽に参加するパターンが多いんですね。
非常に緩やかではありつつも、同期型のコミュニケーションスタイルなんです。メールの場合やり取りに時間が空いたりもしますが、『もごもご』の場合リアルタイム性があるので、瞬発的にグッと近づくコミュニケーションなんです。例えばオフ会という言葉をSNSなどで聞くことがあると思いますが、企画の立ち上がりと実行のスピードがとても早いという特徴もあります。
昼間に今日の夜に焼肉に行こうという話題が持ち上がった場合に、その話題に集まった人たちがその日の夜に集まるというようなことがあります。このような使い方ができるという点でもお礼のメールをいただいたことがあります。

- 色んな形のコミュニケーションが生まれる中で、会員数も適正な数があるように思われるのですがいかがでしょうか?
Twitterの場合ですと、一瞬でパブリックラインが流れてしまいがちです。『もごもご』の現在の1万人規模の会員だと、ある程度会話を追うことが可能です。そういう意味では、現状の規模、今の規模から10倍くらいの数が一つのまとまりなのではないかと感じています。
- いくつかミニブログのようなサービス提供している会社があるというお話がありましたが、御社としては今後『もごもご』をどのように展開していこうとお考えですか。
インターネットの世界でOPEN化の流れが進む中で、YahooのOPEN IDやGoogleのOPEN SOCIAL、XFNのFriendshipのタグのルールなどがありますが、こちらに対応させていくことも検討しています。Yahoo OPEN IDを使っている人が『もごもご』に参加できたり、XFN形式で体系づけられた『もごもご』内での友達関係がリンクされ、Googleで再コンテンツ化される様なことを現在検討中です。世の中の流れでOPEN化は必然かもしれません。
もしくはミニブログ自体のデータが生活ログに非常に近いので、それぞれの時間でどういう事をしていたのか、どういう思いだったのかというメタデータをどう活用するのかということを考えております。
- 他のコミュニティーよりも身近な行動に根ざしたサービスなのかなと感じました。運営している上でのトラブルはありましたでしょうか。
まだありません。ないのが不思議なくらいですが、ないです(笑)。
- 『もごもご』の話ばかりが目立ってしまいましたが、他のCGM系のサービスで今ホットなサービスがございましたらご紹介下さい。
求人サイトも運営しておりまして、我々はソーシャル型求人サイトと呼んでおります。学校・同僚・会社のつながりをネットワーク化し、これを元に人脈を広げていきましょうというモデルになっています。アメリカで言うとLinkedInがソーシャル型の代表例で、日本でもこのモデルは確立するだろうとの読みから立ち上げたのがこのJOBJINになります。
ここで実現したいのは求職者と企業の距離を縮めてあげたいと思っておりまして、人脈の中からこの企業は良さそうだからアプローチしてみようかなと思わせる流れを作りたいと考えています。法人格がユーザーの横並びの存在として位置づけられる場の提供をさせていただいております。現状JOBJINは200社強の法人様に参加してもらっているのですが、どこからともなく知ってくれるという感じです(笑)。自社が抱えているほかのメディアで紹介し、それぞれが持つユーザーの基盤を生かしながらやっています。
【プロフィール】
ドラゴンフィールド株式会社 取締役 野口 竜司1977年、福岡出身。立命館大学時代に、ソニーミュージックエンターテインメント主催DEPコンテスト入賞したのをきっかけに、ネットの世界に足を踏み入れる。親会社(株)イー・エージェンシーでのWEBソリューション事業立ち上げを経て、現在はドラゴンフィールド(株)で、主にメディア開発・メディアソリューションを展開。著書にWebマーケティング成功の法則75(翔泳社)、インフォメーションアーキテクトの教科書(秀和システム)がある。
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