「ブログで販促」手法多彩 ベンチャー、開発加速
ブログによる口コミを利用した販売促進手法が多様化している。
情報発信を担う書き手(ブロガー)を主婦層に絞ったサービスやブログ読者の閲覧履歴をもとに広告を配信する技術と組み合わせたサービスなどが相次ぎ登場する。 口コミ販促サービスの競争が激しくなる中、各社は差別化に知恵を絞っている。口コミ販促は、商品やサービスをネット利用者にブログで評価してもらい、その記事を通じて認知度向上や購買につなげる手法。同サービスを手がける会社は、広告主の新商品などの情報をブロガーへ提供し、記事を書いた人に金銭やポイントを報酬として支払う。
インターネット関連ベンチャーのリアルワールドが30日はじめた新サービス「ログスターバズ」は主な書き手に主婦を想定した点と、日記のように体験談を書くだけで済む点が特徴。従来の口コミ販促は広告主などから提示された商品やサービスについて直接、紹介を求められるものがほとんどだった。
ブロガーは会員登録した上で、設定したテーマに沿う内容の記事を自分のブログに自由に書く。ブロガーはテーマに合う記事を書くごとに、その記事のURLを申請すると、リアルワールドが文章を自動解析し、授乳用品の通販サイトや小児科の病院といった記事に関連した広告を配信する。
テーマは「料理」「子育て」「節約」「家族・夫婦」など主婦層が関心を持ちそうな話題を設定する。どの会社のブログサービスを使っていてもログスターバズに登録できる。
リアルワールドは広告料の一部をポイントとしてブロガーに付与。ブロガーはたまったポイントを現金や電子マネー、ギフト券などに交換できる。年内に200以上のテーマを設け、2009年9月期に3億円の売上を目指す。
一方、サイバーエージェント子会社で、影響力の強いブロガー約1900人を独自に組織化して情報の発信源として活用するサイバーバズは、この口コミ販促と効率的な広告配信の仕組みを組み合わせた新サービスを8月下旬にも始める。
ネット利用者の閲覧履歴などを解析し、興味のありそうな広告を配信するシステムを活用。記事を読んだ人が他のサイトに行っても、システムが追いかけて商品やサービスの広告を表示する。
ブログ読者に対し広告を表示するのは、サイバーエージェントグループのネット広告会社、マイクロアドが広告を配信しているサイト。リクルートの無料誌「R25」のサイトやNTTレゾナントの「gooブログ」楽天の「楽天ブログ」などがある。ブログ読者に一定期間は同じような広告を見せるため、訴求効果が高まると見ている。
ブログを活用した販促サービスは両社のほか、マーケティング支援のエニグモや、システム開発のアライドアーキテクツなども手がけている。競合の増加や新サービスの登場により、当面は市場拡大が続きそうだ。
(2008年7月1日 日経産業新聞より)
いわゆる口コミに関連するサービスの記事が、ここ2ヶ月で一気に増えました。ちょうど、3年前のSNSの記事と同じ感じ。
ブロガーを活用した口コミは、いろいろサービスが出てきましたが、まだまだ、差別化はまだできていませんし、明らかな差別化ができるほど、複雑なサービスでもありません。
あとはシェアを奪ったところが勝ちだと思うのですが、まだまだ群雄割拠の状況ですね。
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